わたし、
日曜がおそろしいの

2023/11/11〜13

作・岸田國士 演出・山田裕幸

日本の近代戯曲の父とも言われる岸田國士(きしだくにお)が、1925年に文藝春秋に発表した短編戯曲。彼の名前を冠した岸田國士戯曲賞は演劇界の芥川賞とも言われている。「紙風船」は結婚一年目の夫婦が、ある退屈な日曜日をいかに過ごすかを他愛もない会話で描く戯曲である。その短さ (約30分)とふたり芝居であることから全国で上演されることの多い戯曲である。ユニークポイント版は舞台を病室に移し、夫婦が過去を振り返るスタイルで上演する。

【出演】
古澤光徳(ふるさわみつのり) 宮崎県出身。2012年頃より劇団に参加。2023年藤枝市の地域おこし協力隊員となり藤枝市に移住。

西山仁実 (にしやまひとみ) 石川県出身。 高校時代は合唱部でオペラに取り組む。白子ノ劇場での観劇をきっかけに劇団に参加。

2023年11月11日(土)12日(日)13日(月
【料金】 一般 2,000円(自由席) 25歳以下 1,000円(枚数限定)
必ず事前にご予約をお願いします。満席の場合、ご入場いただけない場合があります。 ご了承ください。

2023年
11月11日(土)12日(日)13日(月
【料金】 
一般 2,000円(自由席)
25歳以下 1,000円(枚数限定)
必ず事前にご予約をお願いします。満席の場合、ご入場いただけない場合があります。 ご了承ください。

11日(土)12日(日)13日(月)
11:00〜⭕️
14:00〜⭕️⭕️
19:00〜⭕️⭕️

さて「紙風船」である。このわずか30分ほどの戯曲は作者自身もこれほどの長きに渡り上演されることになるとは想像していなかったはずだ。それくらい力の抜けた会話が続く。ふたり芝居で、大がかりな装置もいらないこの戯曲は、これまで様々な上演がなされた。もしかしたら日本で一番上演されているかもしれない。僕も演出家として生涯で一度は取り組むべきような気がしていたとある日、ふと上演のアイディアを思いついた。ぜひご覧いただければ幸いです。(山田裕幸)

事情により白子ノ劇場は最長でも来年4月末をもって閉館します。残りわずかですが白子ノ劇場にぜひ足をお運びください。

お車でお越しの際は「蓮華寺池公園」の駐車場をお使いください。